音楽の力で応援!なんて、言えるわけもなかった10年前。
のほほんと暮らしてていいのか、なにかできることはないのか、群馬で募金活動などをはじめたものの、無力さを痛感していた1年目。
『なにかできることがあったら協力させて欲しい』と、一般社団法人ウクレレサポート協会やまじさんにお願いしていたところ、ちょうど1年が経った翌日の2012年3月12日、岩手県宮古市の映画館みやこシネマリーンで『フラガール』の無料上映会があるから、その前に演奏というのはどうかと連絡があった。
その日をきっかけに、年に数度宮古にお邪魔するようになって9年。
初めて行った宮古でのイベントで、フラガールとして参加していた真紀子さんには今でもとてもお世話になっていて、毎回beam1で朝から到着する私たちを迎えてくれ宿泊させていただいてます♪
そして、普段息子を連れてイベントに参加することが多かったけど、被災地に連れて行くのはなんか違うと勝手に思っていた考えを改めさせてくれたのも真紀子さん。
青森の姉に会いに行った帰りに宮古に寄らせてもらったとき、息子を気持ちよく受け入れてくれて、ウクレレを弾く小学男子に安堵の表情を見せてくれる皆さんとも引き合わせてくれた。
何ができるとかではないけど、当時『普通』を奪われてしまった皆さんに、普段通りのことをお届けしたい。そう思わせてくれたことで、宮古遠いしそんなに何度もは行けないかもなぁなんて想いを吹き飛ばしてくれました。
その後たくさんのご縁ができ、宮古でお邪魔させていただいたかけあしの会の皆さんが群馬にいらっしゃるときは足を運ばせていただいたり、販売してる会場で演奏させていただいたり。みちくさやのイベントに宮古からゲスト参加していただいたこともありました。
群馬からも、りすや息子とお邪魔するのを基本に、生徒さんたちと伺ったり
フラのミッチーとお邪魔したり
玉村町のゆるキャラたまたんとお邪魔したこともあったり
たくさん交流させていただいています。
『震災から10年』という言葉が目につくようになり、テレビを見ることが減っていたこの数週間。
目を背けてはいけないんだろうけど、当時の映像を目にする皆さんのことを考えると胸が締め付けられ、まともな思考ではいられず。
そんな11日の夜はオンラインで岩手県宮古市と繋がり、少しお話しさせていただきました。
花粉症で鼻をすする音がうるさいのでw
後半は音声オフにしてますが(⌒-⌒; )
ウクレレサポート協会主催のオンラインイベント「音楽音伝世 in 宮古〜あれから10年、これからもずっと〜」(fromカントリーズCafe)
四国のkyasさんは宮古から。
フラリーパッドのお二人は京都から。
そして私は群馬みちくさやから。
アーカイブも残ってるみたい(消えてたらごめんなさい〜)
10年。節目。復興。応援。支援。
どんな言葉を並べても、あの日を経験していない私たちには寄り添うことしかできないけど、
『久しぶりに大きな声を出して歌ったよ』
『歌ってるときはイヤなことを忘れられたよ』
『聴いてるだけで落ち着くね』
これまでいただいた言葉たちを胸に、今回はなかなか現地に足を運ぶことのできない生徒さんたちにもご協力いただき、中島みゆきさんの『糸』を演奏させていただきました。
コロナ禍、レッスンに来られない方も
復興を願いながらも現地に伺えない方も
震災当時まだ生まれてなかった子どもたちも
そして岩手県宮古市のウクレレサークルココアールの皆さんも参加してくださり、69名での演奏です。
フラリーパッドの復興応援企画の動画にも参加させていただきました♪
みちくさやからはまりあも(*´∇`*)
1人でも多くの方の心に寄り添えますように。
2021.3.13
ウクレレ好きの立寄所みちくさやキャナ
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