2026年3月31日火曜日

盲導犬と一緒に〜視覚障がいについて知ろう〜

 3月29日(日)

4名の盲導犬ユーザーさんたちを招いて

『盲導犬と一緒に〜視覚障がいについて知ろう〜』を開催しました。



◼️体験談

まずはそれぞれの体験談をお話しいただき、

突然触られるとビックリすることや

『すみません』とか『こんにちは』だけでは、自分に言われてるかわからないので、『盲導犬を連れてる人』とか『白杖の人』など、自分だとわかるように声をかけてもらえると助かること。

また、白杖のころは、白杖を持ってることや、物にぶつかったり道に迷ったりすることを恥ずかしいと思ってしまっていた時期もあったけど、盲導犬と一緒に歩くようになってからはそれがなくなった。というお話しなど、聞けばなるほどと思うのに、自分の思考だけでは想像できてなかったことがたくさんあるなぁと実感しました。



◼️視覚障がい者の『見え方』を体験。

穴を開けた紙コップをみんなで覗いて、時計を探してみたり、その紙コップにビニールをかけた感じが◯◯さんの見え方に近い。とか、穴の位置を変えると、足元ばかり見えてしまうことがわかったり。

天井を見て目を瞑った感じが、見えないけど光はわかる感じ。天井を目を瞑って見たまま目を手で覆った感じが、光もわからない感じ。など、見え方に違いがあることを教えていただきました。


見えない、見えづらいという方たちの中でも、それぞれ見え方が違う。ということが理解できることで、それぞれに困ることも違うということがわかり、とても勉強になりました。



◼️ウクレレ演奏

私が盲導犬と出会ったのは、今回中心になってくれたロービジョンの生徒さんと出会ったことがきっかけだったので、視覚に障がいがあっても好きなことを楽しむことはできるよ!ということで、1曲ウクレレ仲間たちと演奏しました♪



◼️手引きの仕方、体験

盲導犬と一緒だったり、白杖を持っていたとしても、現在地がわからなくなってしまったり、思い描いていた地図通りに進めなかったときはやはり人の助けが必要になります。

*道を確認済みのユーザーさんが、盲導犬に『角があったらおしえて』『まっすぐ進んで』など指示しているので、盲導犬が目的地を知っているわけではありません🦮

そのときの手引きの仕方を教えていただき、お一人体験もさせていただきました。

このとき、しばらくまっすぐだなーというときに黙って進むよりも、『あと◯mくらいまっすぐ進みます。』とか、『あと5歩くらいで階段があります。』とか、状況を説明してくれるとわかりやすい。というお話をしてくださいました。


目的地に着いたときも、『着きました』だけでなく、今回は最初に居た椅子に戻るのがゴールだったので、椅子の座面や背もたれの位置がわかるように伝えたり、どちらが正面か教えてもらえるともっと助かるというお話しもしてくださいました。



◼️白杖の使い方、体験

白杖は、地面を叩いたり、スライドさせたりして、物がないことの確認や、地面の特徴(砂利なのか、コンクリなのかなど)を把握することもできることを教えてもらい、3名の方がアイマスクをして体験してくれました。


また、立ち止まって白杖を高く掲げているのはSOSのサイン。

その他にも、同じところを何度も行き来していたり、

立ち止まってキョロキョロしているときは困ってることが多いので、

声を掛けてもらえると嬉しいとのこと。

皆さんが手伝いましょうか?

と声をかけるには勇気がいるように、

視覚障がい者も助けてほしいと声をあげるのは

勇気がいるというお話しも聞けました。

近くに人がいるかもわからないから、耳を澄ませて気配を感じようとしてるときもあるそうです。



◼️ ドッグエディケーションと

盲導犬によるデモンストレーション


最後に、盲導犬はどんなことができるのか?

どんなことをしているのか?などをわかりやすくおしえてもらいました。

盲導犬のできることは大きく分けて3つ。

・障害物を避ける

・段差や曲がり角をおしえる

・目的地へ誘導する


50名ほどいる客席の周りを一周していただきました。

とてもスムーズに歩かれるので、まるでこの場所を知ってるかのようなデモンストレーションでしたが、初めての場所に来て、突然スムーズに歩けるわけではなく、この日もお越しいただいてから最初にそれぞれヘルパーさんと歩いてくださっています。

・ホールの真ん中に椅子を40席ほど並べてあって、周りは外周できるようになっている。

・ステージへの昇り降りの階段は1箇所のみで、3段

・階段を上がったら正面に障害物がある

などを事前に確認してくださっています。


実際デモンストレーションの時間になった時は、来場者が50名を超えていたので椅子を追加で出していたので、外周できなくなってしまっていたんですが、ヘルパーさんの機転でその後ろ側を通れるように誘導してくださいました。



◼️ほじょ犬ステッカー

今回議員さんたちも何名かお越しいただいていたんですが、『入店拒否されることもある』というお話しと、〈ほじょ犬ステッカー〉の話を聞いて、玉村町内のお店にも広めていきたい。と、行動にうつしてくださりそうな方もいらっしゃり、ありがたい限りです。


それに伴い、改めてユーザーさんたちに、お店にお願いするときに伝えたほうがいい文言などあったら教えていただきたいと連絡したところ、以下のようなご提案をいただきました。


・お店側が、補助犬受け入れのため何か特別に準備をしないといけないのではと思う方がいらっしゃる時がありますが、特別なことは何も必要ないことを伝えていただきたい。


・様々な理由で入店拒否されています。「うちは狭いから」とか「段差があるから」とか「他のお客様に迷惑がかかるから」とか。配慮はありがたいし必要ですが、先ずは他のお客様と同じように店内に迎え入れてほしいのです。その後にどうにも狭ければ、椅子を1つずらしても良いか等を相談させていただけると嬉しい。


・前橋市では、前橋社会福祉協議会のボランティアセンターより、前橋の中央商店街の代表者を通して、身体障害者補助犬が不特定多数の施設に法的に入店できることを説明していただき、ステッカーを配布してもらっています。

玉村においても同様のことをおこなわれるとよいかと思います。


前橋市での取り組み〈ぶらりバリアフリー散歩

ぜひご覧ください👍


みちくさやももちろんほじょ犬ステッカー貼らせていただいていますが、玉村町内にほじょ犬入店可能な場所が増えると嬉しいですね!


最後の質問コーナーでは

・犬のお手入れはどのくらいの頻度でしているか?

・盲導犬と一緒に暮らす際の費用

・困ってそうなとき、どこから声をかけるのが好ましいか?

・盲導犬の引退は何歳か?


など、たくさんの質問をいただき、真摯に答えていただきました。

盲導犬としてやってきてからの金銭的なお話しも出たので、盲導犬になるまでの費用のお話しもしていただき、受付に置かせていただいた募金箱にて30522円の募金をお預かりしました。

ご協力ありがとうございます!


今回は運営のお手伝いを事前にお願いする準備が整っておらず、至らないことが多々ありましたが、、

お手伝いできることはありますかと、受付してくれたり、椅子並べたり、片付け手伝ってくれたり、たくさんの皆さんにご協力いただきました。

イベント終了後は、皆さんセルフで椅子を片付けてくださって💦ありがとうございました。


最後に、、

お手伝いしてくださったあと、スッといなくなられる方が時々いらっしゃるんですが、いなくなったことに気付けないので、しばらく独り言をしゃべってしまうことも!!

いなくなるときもぜひ声掛けてくださいとのことでした😁


後援くださった玉村町健康福祉課の皆さん。

ご協力くださった盲導犬ユーザー4名の皆さんと盲導犬たち。

応援に駆けつけてくれた盲導犬ユーザー仲間さん。

*県内10頭のうち、半分の5頭が集まってくへました🦮

ウクレレで応援してくれたみちくさやの皆さん。

そして何より、興味・関心をもって集まってくださった皆さん。

ありがとうございました!


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